ゴムの製品って金型を作り、それに生地を入れてプレスして作る。あたりまえの話ですか?でも樹脂や金属のように切削加工できるのをご存知でしょうか?
このページでは、そのゴムの切削技術を陰で支える主な加工機の中からカッティングプロッターとウォータージェットをご紹介します。
ゴムを加工する方法はいくつかあります。素材の種類や厚さ、個数によって加工方法、加工機械を使い分けることが大切なのです。
その名の通りゴムシートをカットするマシン
カッティングプロッター
カッティングプロッターとは、製図用のプロッターと同じような動きをするカッターです。CADの数値データ通りに、まるで刃物が絵を描くように動きカットします。薄いシートの加工に向いています。ナイフでカットするため、切断面が美しいのが特徴です。厚い素材の場合、何層かに切り分けるため横方向に薄い筋模様が入ります。
超音速の水で切る!
ウォータージェット
ウォータージェットとは超音速の水流で物体を切断するマシンのこと。特に比較的硬いゴムや厚いゴムを加工するときに使います。動きはカッティングプロッターに似ており、コンピューター制御により、精度よく製品を作ることができます。しかし、素材が厚くなると切断面に縦筋ができ、加工精度も落ちます。
比較表
ランニングコスト | ||
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切断面の綺麗さ | 厚くなると縦筋が大きくなる |
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厚板カット | ||
薄板カット | ||
精度 | 厚くなると縦筋が大きくなる |
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