皆様、おまたせしました。「スポンジを接着してみた」の続編です。

前回スポンジを幾種類かの接着剤で接着する実験をしてみました。今回、その接着の結果をまとめてみました。

とその前にひとつ書き忘れたことが。これは鉄則ですが接着剤が硬化するまで被着体をしっかり固定し圧着することが大切ですヨ。大体一昼夜置くと大抵の接着剤は固まっちゃいます。(接着剤の種類によります)

omosi

上の写真、「書物を重しに使うとはなにごとか!」と叱られますね(汗)

で、実験の結果はどうだったのでしょうか? 結論から言うとゴムスポンジは接着剤との相性がよろしいようです。それは表面に無数の凹凸があって、そこに接着剤が食い込むからだと推察されます。これをアンカー効果って言うそうですよ。今回の被着体すべてについて、剥がそうとすると接着面ではなく素材そのものが破断するという結果になりました。これは接着力が大変良好ということです。

まとめると以下のようになります。

実験結果

接着剤 接着強度 注意点・特徴
瞬間接着剤
接着面が硬くなるので、接着する相手が固いものに向いている。接着面積が小さい場合に向いている。
セメダイン スーパーX
厚塗りすると、接着面の硬さが気になる。
セメダイン 575F
厚塗りすると、接着面の硬さが気になる。
セメダイン EP001K
通常のエポキシ系接着剤はゴムの接着には向きませんが、EP001Kは接着後も柔軟性があります。
両面テープ
広い面積なら両面テープが向いているかも。

動画でも接着の実験結果についてレポートしていますのでごらんください。

 

またいつか別の素材でも実験してみたいと思います。乞うご期待。

 

 

 

category:

加工例,加工方法,接着する

Tags:

One response

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Latest Comments